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としまえんの回転木馬が機械遺産認定

2010/10/02

としまえんの回転木馬が

機械遺産として認定されました!!

というか、機会遺産というものがあるんですね。

はじめて知りました。

練馬観光協会より全文引用
https://www.nerima-kanko.jp/evnews
https://www.toshimaen.co.jp/pickup/eldo_kikaiisan_campaign.html

2010年度機械遺産に
「としまえん カルーセルエルドラド」
が認定されました
2010年8月7日(土)認定

 としまえん遊園地のシンボルとも言える回転木馬「カルーセルエルドラド」が、2010年度機械遺産(※)に認定されました。

 「カルーセルエルドラド」は、1907年にドイツで誕生。その後戦火を避けるため、アメリカの遊園地「コニーアイランド」に移されますが、1964年に閉鎖されてからは、解体され倉庫に眠っていました。
 それを輸入し、専門家などの監修による2年間の修復作業を経て、1971年4月3日にとしまえんに登場しました。

 輸入された当時は、柱の1本1本までパーツが分解され、部品が全部そろっているかどうかも確認できない状態でした。馬や装飾品は赤、青、黒や星条旗などアメリカンカラーで塗られ、現在の色やデザインとは異なるものでした。

 としまえんでは、1907年に作られたアール・ヌーボー様式の豪華な彫刻を再現しようと、アメリカンな塗装をすべて剥離。一番下の塗装部分から製作当時の色彩を調べ、オリジナルに近い状態に仕上げました。
 2007年に馬の部分と壁の一部の塗装を塗り直した時は、馬の白い色をより美しく再現するために、白をベースに赤やグレーなどを調合して深味のある質感を出したそうです。

 天井に描かれた絵画はかなり傷んでいたため、模写して作り直しました。乗り物を動かす駆動部分もほとんど使えず、同じく日本で作り直したそうです。

 そうして再現された独特の世界観は、現在まで多くの来場者に愛されています。2007年、カルーセルエルドラド生誕100周年の時には「エルドラドの100才を祝おう!」と、誕生日ケーキを持って来たファンもいたとか。また、ファッション雑誌などのメディアにも多く活用されています。

 悠久の歴史に思いを馳せながら、改めてカルーセルエルドラドを楽しんでみてはいかがでしょうか?

●としまえん
「機械遺産認定記念キャンペーン」実施中
10月11日(月祝)まで

※機械遺産とは
日本機械学会が2007年に発足した事業で、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し,文化的遺産として次世代に伝えることを目的としています。
●社団法人 日本機械学会 機械遺産

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